多世代交流ひろば・パルひろば辰巳

有楽町線辰巳駅から徒歩3分。生活協同組合パルシステム東京辰巳ビルの2階にある多世代交流ひろばです。地域の皆さまに利用していただけるスペースで、サークル活動やイベント、食事会など様々な活動を行っています。今日はどんな方が遊びにくるのでしょうか~?

『内部被ばくを生き抜く』上映会&鎌仲ひとみ監督トークライブ

8月4日(土)は、夏休み特別企画
ピースカフェ・『内部被ばくを生き抜く』上映会
&鎌仲ひとみ監督トークライブ」
でした


46名の方が来場されました。

まずは、鎌仲監督の最新作『内部被ばくを生き抜く』 を、みんなで観賞します。

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鎌仲監督は、アメリカ軍が使用した劣化ウラン弾により

イラクで癌や白血病の子どもたちが多発している問題を扱った作品

『ヒバクシャ』を撮影しているあいだに

劣化ウラン弾原発の関連に気づきました。

そこから生まれてきたのが、映画『六ヶ所村ラプソディ』です。



それに続き、多くの若者たちの問題意識を目覚めさせながら

私たちの未来のエネルギー選択についてつづったのが

映画『ミツバチの羽音と地球の回転』。



そして、昨年3月。

ついに監督が恐れていたことが現実になってしまいました。

福島第一原発事故のあと、急遽、制作されたのが、

この『内部被ばくを生き抜く』です。

皆さん、熱心に鑑賞されています。

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上映のあとは休憩をはさみ、いよいよ監督の登場です

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会場の誰もが、監督に訊きたいこと、聴いてもらいたいことがたくさん

赤ちゃんを背負ってでも参加しているお母さんも

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監督のリアクションは、いつも生き生きとしていて、豊か

それが、多くの人を惹きつける監督の魅力のひとつです

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いい大学に行っている学生ほど、原発が必要だという刷り込みが強いこと、

放射性物質は農薬などの化学物質と一緒になって体内に取り込まれると、

被ばく量は5倍になるので、放射性物質だけでなく

化学物質にも注意が必要なこと、

ベトナムなどへの日本の原発輸出はODA円借款の問題と絡んでいること、

などなど、 監督の話は興味深いことばかりです。



日本各地から、監督はひっぱりだこ。

この日も、パルぷらすを出たら大急ぎで新幹線に飛び乗って

三島に向かわなければなりません。


というころで、 トーク終了後は、秒読み態勢でサイン会に突入です

サインをもらおうと、並ぶ人々。

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サインする監督。

前にあるのは、8月に出た新刊 、

原発の、その先へ〜ミツバチ革命が始まる〜』です。



とにかく皆さん、少しでも長く監督と話したくて仕方ありません。

でも、時間があ〜  アセる事務局スタッフ



まだまだ監督と話したい人たちに「ごめんねぇ〜

とお詫びしながら、監督はパルぷらすをあとにしたのでした



鎌仲監督、参加された皆さん、ボランティアのIさん&Fさん、

本当にどうもありがとうございました。