10月20日(水)。
本当に素敵な講演会&座談会がありました
辰巳団地に30年以上住み、保護司として12年間
地域の少年少女たちを 見守りつづけておられる中澤照子さん。
少年たちにカレーをふるまう「カレーのおばさん」としても
テレビのドキュメンタリー番組などで取り上げられている中澤さんが、
ひろばでお話をしてくださったのです。
題して『きずなの大切』。 参加者は8名。
パルシステム東京の吉森理事長と打矢理事(写真左)、
それに、たつみ店の太田店長(写真右)も参加
あたたかい中澤さんの眼差しと行動が、
この辰巳という地域を支えています
中澤さんの活動を紹介したビデオの中で
中澤さんが20代の頃、当時まだ9歳だった
歌手の小林幸子さんのマネジャーだった
というエピソードもわかり、皆、納得したり、びっくりしたり。
「絆(きずな)という字は、糸偏に半分と書きます。
糸を半分にすることなんです。
人と出会い、『またね』と言って分かれる。
そのとき、その相手と糸を半分ずつ持っている。
太い絆ではないけれど、細い糸なんだけど、つながっている。
故郷、家族、仕事場での縁が、どんどん薄くなっています。
ですから、地域との絆をつなげていかないと、
人は孤独の後半生を送ることになります。
太くなくてもいいんです。
ちょっとしたつながりをつけていくことが大切です]
と、中澤さん。
子育てするのにたくさんの不安がつきまとう現代。
お子さんをもつ参加者の皆さんは、
中澤さんに次から次へと質問したいことがあります。
予定時間が終了しても、皆さん、中澤さんを囲む輪からは
なかなか離れることはありませんでした
中澤さん、本当に素晴らしいお話をありがとうございました
参加者の皆さま、身を乗り出しての熱心なご参加、
本当にありがとうございました。