3月13日(火)晴れ
暖かい日差しの一日となりました。
3.11 東北の大震災から7年が過ぎました。皆さんは災害にあったときのためにどのような準備をしていますか?
今日は災害でガスや電気が止まったとき、ガスコンロと備蓄していた水を使って美味しく、暖かい食事を取る事を目的に「防災クッキング」を企画しました。
まずは卓上のガスコンロの安全な使い方。ガスボンベのセットの仕方などを行ないました。
ポリ袋一つで白米を炊いたり、ポトフを作ります。ポトフは材料を適当な大きさに切ってポリ袋に入れお水とコンソメの素をいれます。ご飯は無洗米を使い、お米と水をポリ袋に入れます。これを沸騰した鍋に30分ほど入れます。
江東区からいただいたアルファ化米も試食のために、皆さんそれぞれ調理してみました。
防災食としていただいたアルファ化米を自宅で調理した経験のあるかた、いつの間にか期限が過ぎてそのままになっている方など色々でした。今回調理してみたり、試食してみると思ったよりも美味しいとの感想をいただきました。
30分後できたポトフとご飯はこんな感じです。防災用にいただいたクラッカーはほんのり甘くいつも自宅で食べているものと同じ美味しかったです。このクラッカーならチーズやプチトマトを乗せてオードブルになります。
今回 お皿はお水を使わなくてすむようラップをひいて使いました。断水のときは洗うお水が貴重です。
このほか、乾麺のお蕎麦を茹でて「お茶漬けの素」で味付けをしたり、ポリ袋に入れてさつま芋を茹でました。ポリ袋に入れて茹でたさつま芋は水で煮るよりも甘みが濃いように感じました。
皆さん 防災食を美味しく食べながら夫々に工夫している防災の知恵の意見交換をしました。
災害は忘れたころにやってきます。日々の準備を怠らないようにしましょう。
消費期限が近づいた水や備蓄食はうまく日常の食事に取り入れて新しいものと入れ替える循環を作っていくといいと思います。
皆さんもぜひ防災について改めて関心をもち、気軽に防災食を作ってみてください。