ひょえ〜 と思うほどのザンザン降り
皆さん、来てくださるのかな? と、ちょっと心配になりましたが、
いえ〜い 大丈夫 皆さん、ちゃ〜んと来てくださいました
11月19日(土)の午後、
「〜若き獣医さんたちの挑戦〜殺処分ゼロをめざして!」 を開催しました
日本では現在、年間20万匹以上の犬や猫が
殺処分されています。
「NPO法人ゴールゼロ」は、 そんな殺処分をゼロにしよう!
と、若い獣医さんたちが創設した団体です。
代表の獣医さん・斉藤朋子さんは、
中野区にある「mocoどうぶつ病院」の院長さんでもあります。
「mocoどうぶつ病院」は、地域猫や野良猫の低料金の不妊手術を
専門とする画期的な動物病院です。
現在、こうした不妊手術は一般市民であるボランティアたちが
自腹を切っているのが現状です。
そうしたボランティアたちにとって、「mocoどうぶつ病院」は
本当に大きな助けとなっています。
斉藤先生、とってもやわらかで、でも、芯の強そうな素敵な女性です。
もうひとりのスピーカーである副代表の獣医さん・太田快作さんは、
ノンフィクション文学『北里大学獣医学部犬部!』で知られる
北里大学のサークル「犬部」をつくった男性。
金髪の太田青年として、学生時代からちょっとした有名人(?)でした。
会場でも、さっそくファンの方からサインを求められたりして―
そんなおふたりから、日本の犬猫問題の現状や
斉藤先生が視察に行ったアメリカのお話などを伺いました。
後半の第2部では、会場からの質問を受付け。
次々に手が上がり、2回も3回も質問する方も。
会場には、地域でご自身が犬や猫の保護活動をされている方々も数名。
「殺処分は仕方がないものではない。
本気になれば、殺処分ゼロは必ず出来る!」
「獣医師には、動物の命に向き合う義務がある」
「日本人には、動物愛護の素晴らしいセンスがあるんです!」
といったおふたりの熱く温かいハートのこもった言葉に
この日の参加者たちも、明るい未来を信じる気持ちになれました。
斉藤先生、太田先生、参加者の皆さん、本当にありがとうございました
この日の会場には『北里大学獣医学部犬部!』の著者、
ノンフィクション作家・片野ゆかさんもお見えになっていて、
3人そろって記念撮影をパチリ!